豊洲の歴史~人気の街ができるまで

「都心で最先端のものに触れていたい」「休日は緑あふれる公園でのんびりしたい」一見矛盾するふたつの欲求を満たしてくれる街、豊洲。豊洲には「新しい街」というイメージがありますが、この街には実は古くからの歴史があること、ご存知ですか?
豊洲はもともと、1923年の関東大震災の瓦礫処理で埋め立てられた土地です。この土地が豊かな土地になるようにという願いを込めて1937年に「豊洲」と名付けられたと言われています。豊洲に限らず、地名にはそれぞれ何らかの意味があります。お住まいの地域の地名の由来を、地域の郷土資料館や図書館で調べてみることをお勧めします。
さて、その後の豊洲ですが、工業地として発展していきます。20世紀前半までに、石川島播磨重工業(IHI)などの工場、新東京火力発電所などが建てられ、その関係者向けの商店、社宅なども立ち並びました。
当時の豊洲は、非常に交通の便が悪い土地。最寄りの地下鉄の駅までは3km以上。幹線道路の沿線でもありませんでした。
豊洲の発展の契機となったのは、1988年の営団地下鉄有楽町線豊洲駅の開通。これ以降、再開発や区画整理が本格化し、豊洲の商業地や住宅地への移行が進んでいます。マンション建設ラッシュは今後しばらく続いていくでしょう。

はじめて知った、豊洲の地名の由来に+1 !


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